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X線装置入替え~ありがとうMulti Flex。ようこそMini Flex!~
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RaaXブログ
2024.02.01
1月10~12日にかけて、アスベスト分析で使用しているX線装置の入替えを行いました。
旧X線装置「Multi Flex」(マルチフレックス)は、アスベスト分析事業を開始した2005年11月に導入されたので、丸18年使用しました。(わたくし鷲見と同期なのです・・・)
本当にトラブルの少ない機械で、18年間、定期的なメンテナンスと部品交換で最後まで精度良く測定し続けてくれました。
まだ使用できたのですが、Multi Flexはすでに製造を終了していて、故障内容によってはメーカーによる修理も保証ができないというものでした。
そしてやはり18年の時は長く、最近は不安になる挙動をすることもありました。
もし急に全く動かなくなった場合、業務が長期にわたりストップしてしまうので、今回先手を打って新しい機器との入替えを行うことになりました。
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1日目:旧装置「Multi Flex」の部品取り出し作業
入替え作業1日目は、旧装置Multi Flexの部品の取り出し作業が行われました。
廃棄されるMulti Flexの部品はメーカーにとっては貴重な品。ということで、今後修理に使える部品が次々取り外されていきました。
旧装置Multi Flexの主要部品が取り外されて、1日目は終了。
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2日目:旧装置バラして搬出、新装置「Mini Flex」搬入
翌日は、旧装置Multi Flexの搬出作業から開始。大きくて重いので持ち出せる状態までバラしながら搬出です。
設置場所の3階分析室から1階までの搬出経路は階段ルート一択。ひたすら人力で息を合わせて運搬です。
物流会社の皆さんは声を掛け合いテキパキと、でも時折笑いも交えながら終始和やかな雰囲気で、搬出作業は1時間も掛からずに終了。
素晴らしいチームワークでした。
そして、いよいよ新装置「Mini Flex」(ミニフレックス)のお目見えです。
メーカーの技術サービス担当の方が機器の設置と調整、確認作業を終えて、2日目が終了。
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3日目:新装置「Mini Flex」操作トレーニング
最終日3日目は、新装置Mini Flexの操作トレーニングが行われました。
メーカーの技術担当の方に、電源の入れ方から測定アプリの使い方、データ保存方法や解析方法まで、業務で必要な操作方法を丸1日掛けて丁寧に指導して頂きました。
トレーニングに参加したのは、アスベスト分析担当の社員に加えて、地質部の社員も参加していました。
弊社ではX線装置はほとんどアスベスト分析にしか使用していませんが、今後は地質調査業務でも積極的に使用していけるといいなと思っています。
この日のトレーニングで不明点は無くしておきたい!と意気込んでいたアスベスト担当者は、みっちりとメーカーの方に教えてもらっていました。
ところで、新装置と旧装置の違いですが、新装置のサイズはかなりコンパクトです。
機器構成全体を旧装置と比較すると約4分の1くらいのサイズ感です。
性能は格段に向上していて、測定時間は約6分の1に短縮、さらに感度もアップ!定期メンテナンスの負担も軽減されています。
もう何も申し分ございません!といった感じ。すばらしい。
早速翌日からフル回転で稼働しています。
新装置Mini Flexも長く使い続けていきたいと思っています。
(鷲見)
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