SDGsへの取組み











レアックスでは、国際協力機構(JICA)の「中小企業・SDGsビジネス支援事業」により、ボリビア国での効果的な井戸診断・改修による井戸の長寿命化プロジェクトを実施。井戸メンテナンスに必要な調査機器の普及を促進すると同時に、現地技術者へ向けた技術セミナーや実地研修も行いました。
開発途上国に対して、物質的支援と技術的支援の両方が、その国の経済的、社会的発展を促すためには必要です。
<事業活動の様子>
私たちが安心して暮らせる街づくりには、災害に強いインフラ整備が必要不可欠です。また、時代とともに変化していく環境汚染を的確に捉え対処していくことも重要です。
レアックスでは、インフラ整備の基礎となる地質調査の実施、および地質調査機器の開発や的確な地層データの提供を行い、強靭な大型構造物の施工・設計に貢献しています。
また、水文調査などにより精度の高いデータの収集・解析を行うことで、ソフト防災対策に資する調査も実施しています。そのほか、土壌汚染調査やアスベスト分析を実施して、有害物質による土壌や地下水の汚染、アスベストによる大気汚染などの環境汚染の拡大を水際で防ぎ、人々が健康的で安心して暮らすことができる住みよい街づくりに取組みます。
レアックスでは、全従業員がゴミ処理の流れを理解し、分別を徹底することで高い資源リサイクル率を維持していきます。
さらに、調査機器の開発製造過程においては、CO2排出量の少ない植物由来の素材「PLA樹脂」を使用した3Dプリンターで試作機を制作するなど、環境に配慮したものづくり体制を強化させていきます。レアックスでは、社内が活性化し生産性が向上するよう、多方面から様々な取り組みを実施しています。1つは、会社内に自由に使用できる多目的ルームを設け、多機能な大型タッチパネルモニターを設置。活発なディスカッションとなるようインテリアにも配慮しています。
自然災害や環境問題は今後より一層真剣に向き合わなければならない人類の課題です。次世代を担う子ども達が地球科学に触れ、興味・関心を持つことは、将来の地球を守るための大切な一歩です。
レアックスでは、地域の学校の企業訪問学習を受け入れ、実機を操作するなどの体験型プログラムを通じて、子ども達の好奇心を育てる教育貢献活動を行っています。また、高校や大学でも講演を行い、地質調査業が担う役割やその重要性について学生達に伝えています。
さらに、北海道内で開催される「ジオ・フェスティバル」などのイベントにも出展するなど、今後も多くの子ども達が地球科学について楽しく学べる学習環境の構築に貢献していきます。
近年の複雑化する社会的課題の解決には、単一団体での取り組みではなく、行政、企業、NPO、市民などの立場を超えた新しい枠組みで、根本的な問題解決をしていかなければなりません。
レアックスでは、開発途上国の水不足問題を解決するためのプロジェクトに参加し、日本および現地の行政機関と連携を図り、現地企業や市民の協力も得ながら、問題解決のための支援を行ってきました。
また、経済産業省の「地域未来牽引企業」に選定、札幌市の「サッポロスマイルパートナーズ」に登録するなど、関係各所と連携し、積極的に地域活性化にも取り組んでいきます。