資料レビュー/目視調査

事前調査

アスベスト含有吹付け材

 建築物を解体する際には、当該建物にアスベスト含有建材が使用されているかどうかについて、設計図書(竣工図や仕上げ表など)レビューや目視調査により、事前に把握しておく必要があります。

 アスベスト含有製品は、その発じん性により、レベル1(吹付け材)、レベル2(保温材、耐火被覆材等)、レベル3(成形板等)に分類され、それにより法令上必要となるその後の対応も異なってきます。この点において、事前調査はアスベスト対策の流れの中でも重要な位置を占めていると言えます。

 目視調査や設計図書から、建物に使用されている建材中のアスベストの有無が判断できない場合には、サンプリングを行って公定法分析によりアスベスト含有の有無を確認します。

* レアックスでは、設計図書等の資料レビューや目視調査も行っております。当該建物にアスベストが使用されているどうかご心配な場合など、お気軽にご相談ください。

アスベスト含有製品の製造時期

 建物の竣工年、設計図書等に記載されている建材名や商品名から、アスベストの使用の有無を調査します。代表的なアスベスト含有製品の製造時期等は以下のとおりです。

廃棄物分類 発じん性 建材の種類 製造時期
廃石綿等 レベル1
(吹付け材)
吹付けアスベスト 1956〜1975
吹付けロックウール 1961〜1987
吹付けバーミキュライト(ひる石) 〜1988
レベル2
(保温材・耐火被覆材等)
けいそう土保温材
ケイ酸カルシウム保温材など
〜1980
ケイ酸カルシウム板第2種 1963〜1990
煙突用石綿断熱材 〜2004
石綿含有
産業廃棄物
レベル3
(成形板等)
スレートボード・フレキシブル板
ケイ酸カルシウム板第1種など
〜2004
ロックウール吸音天井板 1961〜1987
ビニル床タイル・ビニル床シート 1951〜1990